Blue Bird の旅

北ドイツでの生活

一区切り…結婚・移住3周年を前に

昨日は諸用でハンブルクへ。その用事を終えて、なんとなくどっと疲れを感じました。

私にとっては、自分の実現したいことがあり、そのために行動する必要があること、と自分に課してきたことが、一旦全て完了した気がします。

ドイツ語の勉強を本格的に始めたのが、旦那さんと交際を始めた2018年以降。

2019年の夏に結婚を決め、結婚してビザを取るには最低A1の合格が必要と知り、2019年の秋頃にA1合格。

その後2020年年明けからコロナ、3月から4月で運転免許取得、6月に予定していた結婚式をキャンセル、結婚できるか不明に。

8月に結婚の申請をしていた事からドイツへの渡航が可能になり、結婚。

その後結婚関連のドイツ側の手続き、ビザ、免許、日本側の結婚手続き等で2020年終了。そしてその時に、永住権を取るにはB1が必要と知る。

2021年からはコロナが続く中、環境に慣れる、家の環境の改善・リノベーションに取り組み、夏前にA2合格。

夏の結婚1周年では母をドイツに招待し、送迎。その後母の体調が悪化…

2022年は半分は母のケアで日本に。ドイツと日本を行ったり来たりの間にB1合格。その後、オリエンテーションコース。

2023年1月LIB試験…

であとはB1とLIBの結果を持って、移民局に行って申請する、という所まで来ました。

振り返ってみると色々なライフイベントもありながら、そして新しい環境に戸惑いながら、緊急事態に焦りながら、自分にとって必要なことを脇で淡々と進めて来た気がします。

これだけ色んなことがあったので、できない理由をつける事はいくらでも出来ました。なのでなんとなく自分に対して気が抜けなかった。

B1については、無くても多分良かったのですが、婚姻ビザを更新すれば良い訳だし。でもやはり、この国に長く暮らすためにはB1レベルの語学力が最低でも必要ですよ、という事なのだろうと自分なりに理解ました。

それを目標に掲げたときはどの位の努力で到達できるのかもわからなかったので、感情と理屈のせめぎ合い。

サボりたい、やりたくない、別にいいじゃんという気持ちと、自分の為なのだから、出来たら自信が持てるよ、将来役に立つよという前向きな理性の戦いでした。

そして本当に、自分に掲げたハードルを越えられた時に、私はできたんだ!という強い気持ちが生まれたと同時に、自分を少し休ませてあげようと思いました。勾配の急な山道をずっとずっと、3年間位、登り続けて来た気がするのです。

この3年間で、生きていくための土台は整った気がします。もちろん、まだまだ1人では色々なことができないし、収入もないけれど、困った時にどう対処すればいいのか、どこからを人に頼ればいいのか、どんな努力をすれば道が開けそうか、などは少しずつ見えて来ました。

なので、ここからは、自分に課した課題をやり切った私を褒め、これからはもっともっと生活を楽しんで、行動範囲や興味の範囲を広げて行きたいなと思います。

語学も、ここからは楽しみながら。B2も力試しで、どこまでできるのか。そして、やりたくないならやらなくてもいい、という緩さを持って。

移住して来た時に初めて出会った日本人の通訳の方とお話しした時に、「移住して3年位は大変でしたけど…」というようなことをおっしゃってて、確かになぁと納得。

これから先も私の人生と愛する人たちの人生が幸せであることを願って!