去年から間が空いてしまいましたが、またちょっとずつブログを書いてみようと思います。とはいえ、ほとんど読まれていないのですが…これまでは半分日記のような形で書いてきたので、読まれたいような、読まれたくないような…。これからはせっかくドイツに住んでいるので、ドイツ在住ならではの観光情報やお役立ち情報、自分の興味の分野の内容を充実させていきたいと思います。
ドイツに住んでいると、もちろん日本語を話す機会が少なく、感じたこと、考えたことをアウトプットしたい!というのが蓄積してしまうのですね。インスタでも写真と共に投稿していますがどうしても文章が長くなるので、そういうものはブログの方が良いのかな~と。またマイペースに書いていきます。
私の現在地。2020年に移住してきてその間、コロナもあり、日本とドイツをいったり来たりの期間もありましたが、最近ではドイツに居る時間の方が長くなってきたので、「ドイツ在住」感が出てきました。笑 今年の夏で移住丸6年になります。
移住当初のドタバタ・キラキラ・テンパり期を抜けて、気持ち・生活共に落ち着いてはいるのですが、この先どうしようかな…と考えているのが私の現在地です。
まずドイツ語、移住前から勉強してB2まで合格し、自分の語学力に自信が持てるようになってきた半面…頭打ち感というのでしょうか。どんなに頑張っても、この難しい言語を「自分の言葉」として扱える日は来ないのではないか…という気がしてきます。読める、聞ける、話せる、が増える分、ふとした瞬間にぶつかる壁の数も多くなる。その壁の種類はまた違うのですが、登山と一緒で、麓からは全く見えなかったけれど、自分が少し高い所に登って初めて次の到達点…頂点が見えてくるというような。もはや、言語学習に頂点というものがあるのか、この登山は永遠に終わらないのではという気がしてきます。そんなことを考えていると、気持ちがくじけてくるのですが…まあどこまで行けるかは行ってみないとわからないので、そろそろC1の勉強をスタートしようかなと思います。B2に合格してもやはり日常会話で理解できないことも多いので、それはC1に進んでも同じなのかなと。その分、日常会話については絶対的に場数というか、人の輪の中に入って話す経験が増えれば増えるほど、重要な表現が理解できてきたりします。
もう一つの視点は、自分の日本人としてのアイデンティティについてです。前回のコペンハーゲン旅でも書きましたが、自分が「日本人」であることをハッキリと意識するようになりした。日本にいる時は、もちろん日本文化の中にいるわけですから、「なんとなく」理解していても、ぼやあ~としていてほとんどが無意識に理解してることが多いと思います。日本の中で、私はマジョリティであり、ネイティブであり、外国人は外国人。それが、自分が外国のまったく違う環境にいると、まずは無意識レベルの違和感に苦しみ、次に自己認識と客観的に認識される自分のイメージに苦しむ、という段階を経ました。私はドイツの中では圧倒的に「外国人」なのです。
まずは、無意識レベルというと、食べ物、気候、光、匂い、街、人々の雰囲気など言語化できないような違いを感じる。そして現地の人々と交流すると、自分のアピアランスであったり「日本」というアイコンによって、自分そのものの性格よりも、アジア的な見た目や「日本人」というイメージが先行となることに違和感を感じる。これについては、自分自身も「ドイツ人に対するイメージ」と大きな枠での解釈を持っていることも確かです。ただそれが個人と対峙したときに常に顔を出し…更に自分がマイノリティである環境…ということに居心地の悪さを感じたりします。
その段階を経て、今は「じゃあ日本、日本と言われるけど、いったい日本人って、日本文化ってなんなんだろう?」と考えている段階です。自己認識として自分が「日本人」であるという意識が高くなった。じゃあそもそも、世界で考えられている「日本」とはなんなのだろう、素晴らしい部分、課題のある部分はどこだろうと、個人の感覚を超越してとても客観的に興味を持ち始めています。そうして学ぶことで、最終的には自分の中に日本人としての誇りを改めて持つこと。それが、まったくルーツのない場所に飛び込んだ自分のアイデンティティクライシスを避ける上でとても重要なのではないかと考えています。
ただ、次に出てくる課題もあります。その自分の変えられないアイデンティティである日本文化と、自分個人の精神性がどの程度マッチしているのか。共感できる部分、できない部分もあります。なので自分の精神とマッチするようなテーマ、例えば芸術、建築、庭、インテリアなど…そういうテーマに絞って複数の対象間で比較してみてもいいのかなと。漠然と「日本文化」というのはとても大きな言葉なのです。今年の2月からVHSにて日本語コースの講師にもチャレンジして、そのコースの準備をする中で、上に書いたような様々なことを感じ、だんだんとハッキリしてきた部分があります。今後更に日本文化や日本語に対する知見を深めて、そのあたりを追求していきたいと思っています。
ただ……これまでドイツの環境に慣れるためにドイツ語、ドイツ文化…とやってきたのに今度は故郷を振り返って、日本語、日本文化…とやることに抵抗感というか…ちょっとぐったり感もあったりして。笑 なにせテーマが大きいので…。でもイメージ的にはドイツの側にも日本の側にも意識を巡らせて、自分の認識できる範囲がどんどん広がっていくという感じですかね。そんな風に楽しめるようになったらいいな~と思っています。
今後は日本文化や日本語教育などについてもこのブログにかけたらいいな~と思います。それではまた長くなりましたが、この辺で。