Blue Bird の旅

北ドイツでの生活

カフェ・ア・ドゥーエ

 

前から店の前を何度も通っていたけど

表書きの理屈っぽさがなんとなく怖くて

入るのを避けてきたレストラン

 

なんとなく心がふわっと広がる感覚が

今朝起きたときにあったので

思い切ってランチに行ってみることにした

 

表書きの印象からはかけ離れた

心地よい空間で

随所に変わった点があったけれど

目のキラキラとしたマスターが

物静かに迎えてくれた

 

それでなんとなく、

マスターはコミュニーケーションを求めているけど

うまく表現できないものが溢れ出した結果

あのような謎の表書きになったのだと察した

 

店の中には

「この食品があぶない」だの

なぜか自衛隊の案内などが陳列され

明らかにイタリアンとの距離を感じる

ディスプレイがあったが

 

これもまたマスターの想いが高まった結果

おかしなところに力が入り

それなりの理由があって、

このような形に落ち着いているのだと察した

 

 

肝心のお料理はとっても美味しく

小エビとブロッコリーのパスタが

多少しょっぱく感じたが

そぼくな味わいで納得できるものだった

 

マスターのこだわりゆえ、

自然であることを意識している感じが伝わって

少し不自然な点が

愛すべきポイントだと感じた

 

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私の西巣鴨での世界が

また少し広がった