Blue Bird の旅

北ドイツでの生活

なまけもの

どうにも気合が入らない。

ここ数日、良い天気が続いていて、やっと本格的に、夏に近づいて来たのかなぁと。

お天気は嬉しいんだけど、これもこれで体力奪われたりして、気が散って全然集中できない。

 

さて、突然ですが、ドイツに移住するために、会社をやめてフリーランスになりました。

というか、ありがたいことに勤めていた会社から、外注として仕事をもらえることになり、フリーランスと言えば響きがカッコいいですが、まだもといた会社にお世話になっているような感じです。

なのでちょっとまだ会社員時代の感覚が抜けてない部分もあるんですが、いちおう肩書きはフリーランスです。

でも最近、会社員って良かったなあ〜と思うことがあります。

何って、「出勤する」てルーティンがあることです。

天気が悪かろうが、体調悪かろうが、二日酔いだろうが、とにかく何も考えずに「出勤」すれば、仕事モードになる、切り替えができるんだと思います。

電車に飛び乗って、会社に着いて、席に座れば、さあやるぞ、と。人とちょっと雑談したり、新しい情報だって自然と街を歩けば入ってきます。

でもフリーランスは、自分で今日何やるか、決めなきゃならない。それでお天気が悪いだの身体の調子が悪いだのグダグダとやってしまう。怠け心が出ても、必殺「出勤」という技が使えないので、怠け心と率直に向き合わなきゃならない。それでずいぶん自分が意思の弱い人間のように思えてくる。

それから仲間の存在もある。仲間のために頑張るとか、あいつも頑張ってるからとか、あの人には負けたくないとか、原動力のひとつにもなったりする。

今は仲間が居ないから、なんとなく、自分がやりたければ、自分のためにやるっていう状況が生まれていて、なんとなく、バランス取りにくい。

 

逆に「出勤」することの、よくないこともある。会社に出勤することが仕事になってしまう、というか、出勤すればそれでいいとすら思っている人もいる。オフィスに行く必要はないけどとりあえず行く。これは思考停止とも言える。

仲間も、悪い面がある。人のことを優先して考えるようになり、自分のことを後回しにする。

嫌なやつだと思われたくないから、やりたくないこともやる。そうやって人の目を前にして自分を変形させてしまう。

 

1人になったらそういう、隠れ蓑や、言い訳がきかない、自分と向き合うことになってしまう。オフィスに行ってなんだのかんだのってやってたら1日終わってたっていうことがない。

いや、なんだかんだ1人でやってたら1日終わってたってことはあるんだけど、なんだかなぁ、なんだったんだ今日は?って1日の最後に思ってしまう。

 

この状況についてはりんごの芯というテーマでもうちょっと深く考えてみようと思う。

どういう働き方や人生が、良いのか。

 

ひとまず今は、怠け者の自分が全開で、誰もしっかりしろよとも言ってくれず、怠けております。

 

そろそろ再起動するかな…。